日本の世界遺産・厳島神社

日本の世界遺産・厳島神社の魅力を訪ねる旅について紹介します。

広島県宮島にある厳島神社は1996年、に世界遺産に登録されました。

神社の他、大鳥居が立つ前面の海、背後の弥山を含む島の14%が登録されています。

厳島神社は、俗に「安芸の宮島」と呼ばれ、日本三景の一つにもなっている厳島に鎮座する社で、「国宝」でもあります。

水に浮かぶ様に建てられた社殿は、神聖な土地に建てるのを避け「神をいつきまつる島」として崇められていました。

宮島は古くから聖域とされ11世紀までは神官しか島に渡ることが許されていなかったり、現在でも「不浄を避けるため」という島内には墓地がないほどです。

また、厳島神社は、社殿だけでなく回廊、舞台全てが国宝に指定されおり、大小8つの建物が浅瀬に打った杭の上に建ち、回廊で結ばれている。

朱塗りの美しい社殿は、12世紀平安時代の様式そのままです。

夕日の海に浮かぶ大鳥居の美しさは格別で、干潮時には陸続きとなり、徒歩で鳥居の下まで行くことができる他、満潮時には鳥居を潜る参拝遊覧船なども運航しています。