ドイツの世界遺産・ケルン大聖堂

ドイツの世界遺産ケルン大聖堂は、ドイツ連邦共和国ノルトライン=ヴェストファーレン州の都市ケルン(Koln)にあります。

ケルン大聖堂は町のシンボルになっています。

ケルンはドイツ最大のカーニバルを行なう観光地として人気があります。

ドイツの世界遺産ケルン大聖堂は、世界最大のゴシック様式の大聖堂で、正式名称は、ザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂(Dom St. Peter und Maria)です。

1996年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

しかしながら、周辺の高層建築物計画による景観破壊の危機から、2004年には危機遺産に指定されました。

その後、大聖堂の周囲に高さ規制をしくなど、市当局の懸命な努力により2006年には解除されています。

ドイツ・ケルン市のシンボルであるケルン大聖堂は、1248年に建設が始まり完成したのは1880年のことです。

ケルンの中央駅を降りると、目の前にケルン大聖堂がそびえたっています。

垂直志向で積み上げられたツインタワーの高さは157mです。

石材のゴシック建築技術を駆使した複雑な構成の身廊(ドーム)は高さも46mに達し、訪れる人たちを圧倒します。

カソリック教会の大聖堂らしく、何組もの美しい祭檀、数えきれない程の宗教美術品、装飾品が配置されており、大聖堂自体が世界的なキリスト教美術館として高い評価を受けています。

13世紀後期ロマネスク様式の一連のステンドグラスは、旧約聖書、新約聖書の物語を題材にとったものです。